FX相場と米国の利上げの関係

先日までのFXマーケットの話題は、米国がFOMCにおいて利上げを決定するのかどうかということでした。


年初においては、20パーセントから30パーセントくらいの確率で利上げが行われるのではないかというのが、FXマーケットの意見であったわけですが、この確率が次第に高まり、FOMCの直前はほぼ100パーセント利上げが行われるであろうということで、FXマーケットの意見は一致していました。


そして、実際にFOMCにおいて利上げが決定されたわけですが、問題はそれでドル円の為替がどの方向に動くのかということです。



単純に考えれば、米国の金利が上がって、日本の金利はそのままなのですから、日米の金利差は拡大し、ドル高・円安の方向に相場は向かうと予想されるわけです。

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しかし、実際には、為替はドル安・円高の方向に向かうことになりました。



それは何故かと言いますと、実際に利上げが決定される直前の為替相場において、もう既にこの利上げがされるということは相場に織り込まれていたからです。ただ、それだけでは為替相場はドル安・円高に変動しなくてもよかったでしょう。それでは、何が為替相場をドル安・円高に向かわせたのかと言いますと、年内の利上げが4回になるのではないかとFXマーケットが見込んでいたものが、FOMCでは3回と予想していることがわかったからです。つまり、実際の為替相場というものは、常に先読みをして決定されていくものなのです。